東大と東工大の求める学生の違い・その2

前回に続いて、今回は東工大を見てみます。

***(引用ここから)
 ・自然科学の基本的な概念や考え方を身に付け,応用できる力を有している。
 ・論理的に思考し,集中してものごとに取り組むことができる
 ・専門教育で必要となる基礎的な語学力を有している
 ・自然科学を探究し,科学・技術の発展に貢献する意欲を有している
(引用ここまで)***

そして、個別には、入学者に求める能力と適性として、理学院を除いて、

***(引用ここから)
 「理数系科目を中心とする確実な基礎学力を持つ人」
 「数学や理科に関する十分な基礎学力を有する人」
 「工学を学ぶために、理数系科目を中心とする確実な基礎学力を身につけた人」
 「自然科学の幅広い分野について基礎学力を有し、柔軟な発想ができる人」
 「自然科学の基本的な概念や考え方を身につけ、応用できる力を有している人」
(引用ここまで)***
(***内は平成29年度東京工業大学募集要項より抜粋)

このように、数学理科を重視する姿勢を示しています。

実際に試験科目を見ても、例えばセンター試験の地歴公民では、現代社会が選択できるなど、理系にとってかなりのメリットになると思います(ただし、旧帝大などその次のレベルのところは現社では受験できない場合が多いことには注意)。

そして2次の配点は、数学300点、物理、化学、英語がそれぞれ150点です。
各教科・科目の採点基準・評価基準を見ても、明らかに数理(物化)重視です。
(言葉通り受け取るのは危険ですが、英語は「平易な英文を読解する能力」、「基本語」、「標準的な英語文法」「簡明な英文を書く能力」となっています。一方数物化は、全て「論理的(な)思考」を問うことが記されています。)

誰でも目指せるというものではないですが、難関高の次に位置するあたりの高校であっても、理系大学を志望する成績が上位の高校生であれば、現実的に目指しやすい大学だと思います。
そして、途中で志望変更しても2次の科目の勉強は無駄になりにくいと思います。

一方、反論もあろうと思いますが、東大合格を普通に成し遂げるには、特別な才能が必要と思います。私自身、同期生4割が東大に進む高校を卒業していますので、このことは実感しています。
本当に、「奴らにはこの頭では勝てない」なのです。これを中学時代に悟りました。

教育費を沢山使えないと東大に入れない、のような論調も目にしますが、具体例を知らないので、ここでは採り上げません。

個人的には、東大は難関高の生徒にお任せしておけばいいと思いますが、どうしても東大でなければいけないという志望まで否定するものではありませんし、やるなら頑張って欲しいと思います。
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テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

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