サイシン+埼玉市進=サイン・ワン

埼玉の市進学院が「サイン・ワン」になるようですね。
先週の土曜日には新聞広告が出ていましたが、埼玉のサイシンと市進の埼玉の教室を1つにして運営するということのようです。
サイシンの運営会社学研スタディエは学研の子会社、市進は市進HDの子会社で、市進HDは学研の資本提携先ですので、提携関係にある学研と市進HDが埼玉での塾等の事業を再編成するということだと思います。

サインワンとなる旧市進の教室の運営会社は、出資比率が学研スタディエ70%、市進HDが30%の子会社を設立して行うということです。
株主の出資比率が3分の1以下ですと合併に反対することもできないなど、経営に関しての自らの意向反映は限定的であることを考えますと、取引銀行が千葉銀行であることも含め、何やら示唆されるものがあると思います。

資本の件はさておき、短期的には特に現在市進に通っている生徒や保護者への影響は多少なりともあるのではないでしょうか。基本的には講師やスタッフはそのまま転籍か出向と思うのですが、カリキュラム等はどうなるのかなど、そこは気がかりなのではないかと思います。

しかし、特に独自性が強い埼玉の高校受験ということを考えるに、新しい塾が埼玉に特化した内容を追求できる点では、中長期的には良い方向に向かいうるのかなという気がします。

また、経営的なところからの期待もできるように思います。
近年の市進HDの赤字でも自己資本を大きく減らして配当を維持するという配当政策は、ステークホルダーの中でも特に株主のみを極端に優遇するものであり、顧客(生徒と保護者)、従業員への配慮を削ってでも株主を優遇することになりかねない経営方針であると思います。
このような経営方針は、人が根幹である教育産業の経営の姿としてはどうなのだろうと思っているところですが、埼玉に関しては経営的に学研色が強まることで、やはり中長期的に良い方向に向かいうることを期待できると思います。

こうした点を勘案しますと、少なくとも高校受験塾としては、肯定的に捉えてもいいのかなという気はしています。

中学受験指導に関してはよくわからない(関心がない)ので、コメントはしません。
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