センター試験は、謙虚に、しかし貪欲に点を稼ぐ努力を

私の受験生(浪人)時代は、共通一次では1~2週間薄い問題集を繰り返せば点が取れる地学、得意科目とした数学があって、これらで9割は固いという状況でした。

実際に、1浪目、2浪目のこれら2科目の合計は、それぞれ286点、278点になりましたが、2回とも目標とする(=必要とする)合計8割には到達できないという結果に終わりました。せっかくの得意科目もこれでは生かせなかったも同然です。

数学や地学で9割は固いという安心感が、他の科目の学習のモチベーションを下げていたのだと思います。さらに、数学は満点に固執して直前期もそれなりの時間を割いていたりしたので、その分社会などの暗記の時間が少なくなっていたということもあったと思います。

センター試験も、共通一次試験も、「合格」するために受けるものであり、特定科目の点数を競うものではありません。当時の私は、それをきちんと理解していなかったのかもしれません。
そして、息子は、私が特にアドバイスを与えたわけではないですが、そのあたりをきちんと理解していたのではないかと思います。

息子は、得意科目の扱いが私と全く違っていました。
2つの点が取れる科目があるから、それらは直前に勉強しなくても点が取れる。だから、他に注力して少しでも点数を上げる、という考えで、それを実施しました。
そして、得意科目2科目の合計が250点台と狙い通りであったことも生きて志望大学のボーダーラインを超え、2次も余裕で合格しました。

息子とは、目標としていた大学も違いますし、文系と理系の違いもあるのですが、心構えや第一志望への思いという点でも大きな違いがあったと思います。
数学や物理では、8割以上は固い。よって他の科目をいかに取れるかにかかっている、ということで、短期的な効果が見込める暗記科目と、大ブレーキ科目だった英語でいかに失点を少なくするか、ということに集中したのです。

目標は、センター試験の特定科目で高得点をとるといったことではなく、あくまで志望大学に合格することであり、その意味では息子の選択はベストと言っても良いのではないかと思います。

合否判定においてセンター試験の結果がそれなり以上のウェイトである国公立大を志望するのであれば、短期間で点数に結びつく暗記がどのくらいできるか、ということがかなり重要になると思います。

センター試験まであと40日となりました。

得意科目の存在を有利と思って安心するのではなく、まだ点数が足りないという謙虚な気持ちを持ち、1点でも得点を積み上げるという貪欲な暗記の努力を最後まで続けてほしいと思います。
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テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

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北六郷@埼玉

Author:北六郷@埼玉
(旧々名称)「彩の国埼玉・準難関高への道の記憶」
(旧名称)「彩の国埼玉で公立高校生の保護者をしています」
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