浪人すれば国公立大に合格できるのか

自分も浪人、しかも2浪していますので、浪人してでも難関大を目指すということはよく理解できますし、また第一志望をあきらめないという思いも、個人的には大いに共感できるものです。

しかし、思いが強くても現実に合格できなければいけません。
そこで、各高校の公式ページで過去に公表されたか、または現在に公表されている数字から、浪人が適切か否かについて考えてみたいと思います。

いくつかの埼玉県立高校を例示していますが、その高校の自体やその生徒について論じたものではないので、そのあたりは誤解ないようにお願いします。

まず、浦和高校では、2016年3月の結果を見ると、現役よりも浪人の国公立大の合格者数が多くなっています。
その内訳は、上位、難関の国立の割合が高いので、浪人が良い結果を出していると言えそうです。

また、川越高校でも現役合格者がやや多いものの、浪人生も良い結果を出していることがわかります。浪人の成果は高いと言えそうです。

そして、現役合格の比率が高い大宮高校の理数科でも、2016年の結果や別途私が記録している前年の結果から、浪人して国公立大学に合格する割合は、現役には及ばないものの比較的高いものではないかと思います。

また、浦和第一女子高校では、各年の実進学者数や進学準備者数を明記して公表していますが、2015年3月の卒業生の進学準備者が82名、今年の国公立大進学者数が28名ですので、現役の進学率よりもやや高くなっています。
やはり浪人して結果をだせる割合は高いと思います。

しかし、浪人進学者の合計が77名となっているので2浪(もしくは進学をあきらめる)となっている可能性が高いことや、様々な私立大への進学者がいることも、確かなことです。こういったことは、浪人をするにあたっては、どの高校出身者であっても考えなくてはいけないことだと思います。

そして、所沢北高校では、毎年現役の進学者を公表しています。これによりますと昨年度は進学者数が308名でしたので、浪人は60名程度であると思われます。浪人の今年の国公立大の合格者数は11名でしたので、昨年の現役生の国公立大への合格率よりは高くなっていることになります。
ただし、絶対的な数字としての合格率が高いといえるのかは考えたほうが良さそうです。

ここまで見てきた状況からは、浪人すればかなりの確率で国公立大に合格できるものではないにしても、浪人して国公立大を目指すということは認めても良いと思える数字が出ているといえそうな気がします。

ただ、自分の2回の浪人経験からのアドバイスをしておきますと、前年度にあまり勉強していない状況であれば、浪人すると飛躍的に実力を伸ばすことは可能ですが、相応に1年間勉強していますと、さらに浪人を重ねてもあまり成績は伸びないということがあると思います。

様々なケースがありうるので、どれが良くてどれが駄目とは明確に言うことはできないと思いますが、総論として、少なくとも様々な結果になりうることを認識して、それでもなお苦しみを乗り越えてでも第一志望を目指すという、受験生本人の強い気持ちが必要だと思います。
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テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

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北六郷@埼玉

Author:北六郷@埼玉
(旧々名称)「彩の国埼玉・準難関高への道の記憶」
(旧名称)「彩の国埼玉で公立高校生の保護者をしています」
子は大学生になりました。

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