28年度埼玉公立高入試の分析結果公表

28年度埼玉公立高入試の分析結果が、8日に発表されたようです。

入試情報(埼玉県立総合教育センター)

早速簡単に分析です。

毎年やっていますが、分析結果から簡便的に標準偏差を算出してみました。
88.8ということで、概ね例年通りと思います。
(私の算出した結果は、24年度:89.0、25年度:88.6、26年度:86.5、27年度:88.0)
全日の平均点が269.4ですので、志望校の合格者平均の北辰偏差値と標準偏差によって、目標点が算出できると思います。
例えば、偏差値60なら358.2点、65なら402.6点、70なら447.0点となります。(あくまで目安です。また自己責任でご活用ください。)

今回は5教科合計点の分布を折れ線グラフにしてみました。
28埼玉高全体分布

のこぎりの歯のような形ですが、サンプル数が少ないためで、実際はもう少しなだらかな気がします。概ね正規分布になっているのではないかと推測します。つまり全体として概ね適正に選抜が行われたという推測になります。

教科別に見ますと、今年は極端に標準偏差が小さい教科がありませんでした。
しかし、英語、社会は標準偏差が大きいものの、最上位層では差がつかなかったかなと思います。
社会は問題が易しすぎたのかなと思いますが、英語は問題自体ではなく、受検者の学力の差が大きいということが適正な分布にならない原因だと思います。
その点では、学校選択問題は意義が大きいかなと思います。

国語、数学はいい感じの分布になっていると思います。

数学に関しては、選抜の点からは学校選択問題を採用しなくてもよさそうですが、今後は取り組み易い問題の比率を増やすとのことですので、特に難関とされる高校の選抜には、学校選択問題が必要になりそうです。

理科はかなり難化したようですが、上位層では適切に差がついてよかったのかな、という気がします。

埼玉の28年度公立高入試は、概ね適切なものであったと思いますが、英語や社会では、最上位層で差が付きにくく、その改善が課題かなと思います。
ただ、英語、社会にしても、多くの努力を積み重ねた受験生が高得点を取っていることは間違いないですし、ここで高得点を取れないと難関高では厳しいことになると思います。

29年度入試は、英語数学の易化方針と学校選択問題の採用、理科と社会での試験時間の変更、といった変化があります。
しかし、努力を重ねた受験生をより正当に評価できるようにという施策ですから、受験生は余計な心配をすることなく、頑張って欲しいと思います。

なお、今回の記事は、教科別の資料を詳しく見ての記事ではありません。各自でご確認いただければと思います。
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テーマ : 高校受験
ジャンル : 学校・教育

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北六郷@埼玉

Author:北六郷@埼玉
(旧々名称)「彩の国埼玉・準難関高への道の記憶」
(旧名称)「彩の国埼玉で公立高校生の保護者をしています」
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