埼玉公立高の国公立大合格率に思う<その3>現役拡大版

今回は、範囲を普通科16校、理数科3校、普通科特進1校に広げました。
基本的に各校のHPにあった数字を利用しています。
熊谷西は理数科、普通科で区別できなかったので全校の数字です。

それでは、まずは現役からです。
28国公立現役20_1n

松山高校の理数科が上位に入ってきました。
越谷北高、松山高の2つの理数科では、下位も含めて幅広く国公立大を受験していることが国公立大学合格率全体を上げていることがよくわかります。
理数科は人数が少ないので、年ごとの変動は大きくなりやすいとは思いますが、それでも理数科は、国公立大合格率が高くなるという傾向ははっきりしていると思います。

私立大学理系の学費を考えると、国公立大なら下宿でもトータルの負担が少ないということもあるかもしれませんが、理数科だけが突出する理由にならないように思います。

今年のセンター試験の理系は平均点が下がっていますが、特に昨年なら7~8割とっていた層で思った点が取れなかった受験生が多かったように思います。
上記の両校では、センター試験の成績によって志望を変えた現役志向の受験生が結構多かったのかもしれません。
さらに、高校での何らかのサポートといった要因がありそうです。高校の進学指導で志望するように勧めがあったとか、あるいは大学見学先として奨励しているとか、様々なことが考えられます。

グラフには明示していませんが、越谷北理数では宇都宮大、松山理数では群馬大の比率が高くなっています。実数ではそれぞれ5名、6名です。
越谷北は東武線沿線で宇都宮はつながっていること、松山高は東武東上線沿線で終点の寄居から八高線を下れば高崎、といったように、現実にはそのルートで通学できないにしても、精神的な距離が近く志望しやすいのかもしれません。

それから、松山高校理数科の結果をみますと、北辰偏差値の平均が62前後であった生徒でも国公立大現役合格を十分に目指せるということがいえるのかもしれません。(それ以下では目指せない、という意味ではありません。念のため)

次に「その他国公立大合格率」を除いて、並べ替えてみます。
28国公立現役20_2n

一部に前後はありますが、全体的には入学時の合格者北辰偏差値の平均の順序に近くなっていると思います。
難関国立大に現役合格するためには、高校入学時に上位校に入れる力があったほうが有利ということが言えそうです。

理数科が突出して良いという状況ではないですが、それでも入学時の同じような偏差値の高校よりは少し上に来ているように見えます。理系の国公立大現役合格ということでは、やはり理数科は有利だと言えそうです。
理系に特化したカリキュラムというのが有利に作用しているように思えます。

次回は浪人も含めた数字で見てみます。

<6/24追記>
松山高校普通科特進の現役の実績が違っておりましたので修正しました。
スポンサーサイト

テーマ : 大学受験
ジャンル : 学校・教育

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR