【大学受験】学年別の模試の利用法

特にこうすべきというものではないのですが、息子を見ていた経験をベースとして、こうするともっと良かったというものも加えて書いています。

高1の場合、最初は高校受験の時の勢いが結果に出るようにも思いますが、夏休み明けには、高校に入ってからの勉強が反映されてくると思います。高1で最後まで受けてみると、英数国3科目で何が得意なのか不得手なのかといったことは見えてくると思います。
結果をその後の学習に行かしていくことも大事かなと思います。

高2では、難関大を目指すような生徒を除き、総じてあまり勉強しなくなる学年のような気がします。したがって、あまり勉強しない科目でもあまり成績は落ちず、少し勉強した科目は成績が急上昇することもあると思います。
高2の場合も、特に成績が急落したような場合に対策をとるといったことが大事と思いますが、この時期の成績は1つの目安にはなるとはいえ、合否とは直接関係しないので、せい成績自体で一喜一憂の必要はないと思います。

高2の後半からはマーク模試も始まりますし、理社の科目も加わってきますので、理系文系の適性のようなものもチェックできると思います。
息子の場合は、数学が「生命線」であるため、その成績の動きには注意を払い、適切にアドバイスしたこともありました。

高3の場合、浪人生が加わってきますので、成績は落ちるのが普通と思っておいて良いと思います。そして、全統模試や進研模試(ベネッセ駿台模試を含む)は、10月、11月が最後になりますが、それらの最後の模試で芳しくない成績であっても、それほど気にする必要はないと思います。
確かに現状の成績を客観的に示すものではありますが、現役生は最後の模試が終了した2か月で相当伸びうるので、気にせず努力を続けることが大事だと思います。

それから、全学年を通じてですが、よく言われるように、模試は復習することでさらに効果を高めることができます。
例えば英語などは、単語集では暗記ができない場合に、模試の英語の長文の復習と共にわからない単語を覚えるようにすることで、暗記しやすく、また使える語彙力にできると思います。早めにこのような習慣をつけておくと後が楽になります。

また、全統模試は難度が高いですが、比較的平易な問題も必ず出るので、得点できる部分を見抜いて取れる問題でいかに点を稼ぐかという訓練にもなります。

全統模試に限らず、模試を受けるときは、取れるべきところを取りに行くように受けることは重要だと思います。
難問にチャレンジする場という考え方もあるとは思うのですが、お勧めはしません。

そして、模試の問題は良問が多いので、復習では歯が立たなかった問題や時間の関係で解けなかった問題をもう一度時間をかけてでも解きなおして、解説と共に理解していくといったことも大事になってきます。

そうしたサイクルを愚直に守っていくことが、合格への道でもあると思います。
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【高校受験】過去問はいつやるべきか

過去問学習をどのように位置づけるか、によって変わってくるとは思うのですが、私は中学校で学ぶべきことを全て終了したあとで過去問学習をする方が効果的と考えています。

息子が夏休みに私立高の入試説明会に参加した時、確約でいえば63前後の水準の高校(コース)でしたが、入試問題が難しくてまるで歯が立たない、というのが本人の感想であり、この時期の過去問学習は無駄と判断しました。

息子の高校受験の時は、中学での学習の多くが2学期で終了しましたので、過去問学習は冬休みからになりました。基本的に本番同様の時間割でとき、私が採点をして解説をするという短期集中の特訓のような形で過去問学習を行いましたが、1週間を過ぎると、得点力が増したことを実感できるくらい大きな効果がありました。

そして、このように過去問学習を本番と同じ時間で解答する実践演習として取り組むことも、本番に向けてかなり効果的だったと思います。

それから、私立高は、複数回の入試機会があったり、特待生入試があったりしますので、過去問3年分ぐらいでもかなりの分量になりますが、それらを全部やりましたので、勉強量も多くなりました。

一方、塾をはじめとした受験界の声を総合すると、過去問は早めにやっておく、というのが多数派なのかなと思います。夏休みには取り組もうというような記事もみたことがあります。
過去問学習は、直接的な得点力のUPのためではなく、個別校の傾向を分析してそのくせを理解しておく、というような位置づけなのだと思います。

早くから塾等で学んでいますと、中3の夏休み前に一通りの学習が終わっているケースが多そうで、そうなるとどのような目的にせよ、夏休みには過去問学習を効果的に行うことができると思います。

いつ過去問学習を行うかは、個々が決めることですが、基本的な学習を終えた部分が大きければ大きいほど効果が高くなるのは間違いないと思います。

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進研模試と全統模試

息子の卒業した高校では、進研模試と全統模試は学校での団体受験であり、一部は任意扱いでしたが、国公立大志望者はこの2つの模試を受けるケースが多かったと思います。
例年国公立大合格者が全体の10%以上になる埼玉の公立高では、全て同じではないようですが、この2つの模試を受けるケースは多いのかなと思っています。

進研模試と全統模試では、母集団の層が違うので、単純に偏差値を比較できるものではないのですが、平均的に見てどのくらいの差があったのか、というのを見てみました。

あくまでも息子のケースですが、受験前1年間の受験したすべて記述模試の平均で比較しますと、英数理3科目合計では全統模試が4~5程度低くなっていました。
マーク模試はもう少し差が縮まっていたと思います。
数学だけでみると記述では4程度ですが、マークでは2程度と差が小さくなっていました。

よく言われているように、全統模試の方が偏差値はやや低く出るという結果でした。

合否判定に関しては、2次の合否判定はやや全統模試が厳しいかなという程度ですが、全統マーク模試はより厳しい判定になっていました。
センター試験は直前までの努力でかなり伸ばせますので、特に現役生の中堅国公立大志望の場合は、仮にマーク模試でE判定であっても、それだけでは気にしなくて良いと思います。

私の全統模試の印象は、比較的勉強が進んでいる場合でないと、点が取りにくいというものです。難関高でない高校の生徒で、自ら積極的に受験対策を行っていないような場合は、良い結果を出しにくい気がします。
息子の場合は、数学は適正なレベルだったかなと思いますが、英語は実力が追いついていなかったと思います。

一方進研模試(ベネッセ駿台模試を含む)は、様々なレベルの現役生の進捗にある程度配慮しているのかなという印象を持っています。勉強が進んでいない現役生でも比較的点が取りやすいように思います。

中堅国公立大レベルを目指すのであれば、全統模試の受験は必要でないという意見もありますが、難問が出たときの訓練にもなりますので、私は受けておいた方が良いと思います。そして、中堅国公立大の志願者は、難関大志望から回ってくることも多いので、難関大志望者の多くが受験する全統模試を受けて同じ土俵に立っておくことは損ではないと思います。

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【大学入試】入試では満点に拘らない

東大、京大、国公立大学医学部等の最難関国立大の受験生であれば、センター試験で満点を取る科目があることは珍しくないかもしれません。
しかし、中堅国公立大から旧帝大あたりまでを目標とする受験生の場合、満点を狙うのは勧めないという話です。

受験ブログ等で、センター試験で満点を取ったことを公表していることは、数多くあるようです。満点をとれるのは良いことですし、よく頑張ったと思います。

私自身の受験生時代、特に数学は試験で「満点」をとるということに大きな意義を感じていたと思います。あまり親のせいにしてはいけないのですが、小学校の頃は満点を取らないと怒られるという記憶しかない状況ですので、その影響も大きかったかもしれません。

しかし、中堅国公立大前後を目指すレベル、センター試験で総合8割程度までのレベルでは、満点の必要はなく、むしろ狙うのは良くないと考えています。
大学(や入試センター)の考えにもよりますが、基本的に入試では、適正に選考するために受験者の多くが満点を取ることがないような難易度にされるのが通常です。
ですから、中堅国公立大前後を目指すレベルにあるほとんどの受験生にとって、入試問題は(受験会場では)満点をとれないものと考えたほうが良いと思います。

数学を例にとりますが、数学では下手に満点に拘ると、時間がかかる問題に時間を取られたり、不必要にあわてて本来取れるべき問題を落としたりするリスクが高くなると思います。これは自分の経験からも言えます。

理系から浪人で文転したような受験生は、センターの理科基礎では結果として満点というのも結構ありそうですが、そういったケースは良いとしても、現役生が中堅国公立、いや旧帝大あたりを狙う場合でも、例えば理系であっても数学や物理で満点というのは、そう簡単ではないと思います。

8割以上の高得点を上げる自信があるのであれば、そこから満点を取りに行く勉強をするよりも、その分を不得意な科目やセンター試験のみの科目の学習に振り分けたほうが、総合点は上がるように思います。

得意科目で満点をとって突破するという考えはありだとは思いますが、それだけでは経験上からも、かなりばくちに近いと思います。得意科目の得点に頼りすぎることなく、他でもある程度の点を取りに行くことが、合格をより近づけるように思います。

それから、満点で当たり前と思っていると、満点でなかった時のダメージはかなり大きく、後に引きずりかねないと思います。これも経験からですが、老婆心ながらということで。

なお、中堅国公立大を狙う受験生でも、センターで特定の科目について満点を普通に取れる人もいるようです。そうした受験生に満点を取るな、といっているわけではありません。
平均点が高く、満点が比較的取りやすい場合も過去にはあったと思います。結果として取れるのはもちろん問題ありません。満点を狙うなという話であり、避けろという話ではありません。

なお、蛇足ですが、当ブログは、最難関国立大等の志望者やその保護者を対象として書いているものではなく、それらの次に位置する人やその保護者を対象として書いています。
線を引いてここまでというものではないので、中堅国公立大を目指す層の前後でも何らかの参考になれば、とは思っています。
高校受験であれば、埼玉の高校受験において公立最難関高を志望する人やその保護者、というを対象にして書いているものではなく、それらの次に位置する人やその保護者を対象として書いています。
時々同じ趣旨のことは記していると思いますが、最近初めて当ブログをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますので、ここでも書かせていただきました。

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国公立大合格の「壁」

埼玉において、高校受験時に北辰偏差値が60以上でないと国公立大合格は厳しい、といった北辰偏差値60の壁という言葉を見たことがあります。

北辰偏差値が60を境に急に合格できないということはないと思いますが、何年かにわたって埼玉の公立高校の国公立大合格実績を見てきたところでは、国公立大を目指すのであれば、北部を除いて北辰偏差値合格者平均が62以上の高校(学科)に入学することが望ましいのかな、とは思っています。

そういった高校では、例年国公立大の合格率が概ね10%以上になっていますし、国公立大を普通に目指せる雰囲気が伝統的に備わっているのかなという気がします。

合格者の北辰偏差値の平均が62以上の高校であれば、大多数は北辰偏差値60程度以上の生徒になると思いますので、個人の北辰偏差値60というのは、全体的にみますと国公立合格の1つの目安に見えるかもしれません。

ただ、個人成績ですと、北辰偏差値65以上で地域最難関校に行き、中堅私大に進学したケースも知っていますし、必北辰偏差値に比例して国公立大に入れるいう話ではなさそうです。

北辰偏差値が平均60程度以上であれば、国公立大を目指すべきベースとなる学力は備わっているとは思いますが、国公立大の合格は、過去の北辰偏差値ではなく、高校時代の努力で決まります。

そして、北辰偏差値が平均60に満たなくても、そこで明確にラインが引かれているわけではなく、それだけで国公立大を諦める必要はありません。何が得意か、不得手か、ということもきちんと把握したうえで、比較的でも得意な科目を生かせば、周りよりも勉強量は多くする必要があるかもしれませんが、チャンスはあると思います。

繰り返しになりますが、大学受験は、高校時代が勝負です。
そして国公立大は難関大だけではなく、様々な受験生がチャレンジできる大学が数多くあります。明確な壁はないと思います。

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【大学受験】志望は雰囲気に煽られて決めてはいけない

今回の趣旨としては、成績上位でなくても難関大を目指すのは自由だが、適正なのかを良く考えたほうがよく、難関大志望のみにに拘るべきではないという話です。

前回、東工大を志望すべきのようにもとれる記事を書いたのですが、難関高の次に位置する高校の成績上位者に向けてのものであり、全ての理系の受験生が東工大を目指すべきという話ではありません。

さて、最近、埼玉の難関高の次に位置する高校では、国公立大への合格実績の向上を目指す動きが強くなっているように思います。
それ自体は歓迎すべきことだと思います。

しかし、合格実績を拝見していると、一部に適正でないランクの大学の志望をしている受験生がいるのかな、という気がしています。
難関国立大を目指すべきというような雰囲気が高校にあるのかないのかはわかりませんが、そのような自分の意思以外の要因で志望を左右されるのは避けるべきです。

本人がそれを望むのであれば良いのかもしれませんが、無理な志望であれば合格は難しいのは自明です。
近年は現役合格ということが重視される傾向が強く、前期で無理なチャレンジとなると、現役合格をするためには、後期試験でどうしても必要以上に安全策をとってしまうことになりそうで、それはそれでよいのかもしれませんが、もったいないなという気もしなくはありません。

そして、難関大に拘って浪人した場合、それに縛られるケースもありそうで、苦しむかもしれません。

本人の納得のいくチャレンジであれば、むしろチャレンジは称えたいのですが、そもそもその志望が適正なのかということは考えてもいいと思います。

高校が総論的に難関国立大志望を薦める1つの理由としては、生徒により多くの時間をかけて勉強してほしいということがあると思います。確かに、1ランク上を目指すことで勉強量を増やすという方策は否定しません。ただ、生徒自身は、目指すべきは難関国立大のみ、というような方向性として捉えないようにしたほうが良いと思います。

息子の場合、2者面談でむしろ下を考えるように言われていたようで、余計なことを言わなくて良いのに、と思ったことがあります。
もっとも、3年時の成績を見ればご心配はごもっともでありがたいというべきですし、不合格になった時に、先生が志望を変えるように言わなかったから落ちたのだ、などというような、モンスターな保護者さんも世の中には存在するようなので、安全策を薦めるのは仕方がないのでしょう。

このような状況がありましたので、学校側が個別の生徒に面談等でチャレンジを必要以上に促すとは思わないのですが、学校が難関大を狙うのが当然のような雰囲気を作っていると、生徒がその方向にいわば煽られてしまっても不思議はないように思います。

適性を無視してそうした雰囲気に乗って志望しても良い結果は得られないと思います。
本人の現実的な範囲での最高ランクの大学はどこか、ということはよく考えたほうがいいと思っています。

難関国立大を目指すということは、理系では、地歴Bか政経+倫社を選択するなど、5教科7科目フルで最低8割を目指すことになり、2次対策も3教科4科目になります。
これは、仮に中堅国公立大志望が適正である生徒にとっては、極めて重い学習になってしまい、消化できずに「穴」ができてしまう懸念もあります。
そうなると、志望変更してもその「穴」は残っており、本番でそれを突かれてしまうと厳しいことになりかねません。

学校全体の雰囲気といったものは変えようがないのですが、そういったものがなかったとしても、自分の見栄のようなものがあればそれも排除して、現実に目指せる範囲というものをうまく見つけ出してほしいと思います。

強い志望は大きな力にはなりますが、無尽蔵でも万能でもありません。

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東大と東工大の求める学生の違い・その2

前回に続いて、今回は東工大を見てみます。

***(引用ここから)
 ・自然科学の基本的な概念や考え方を身に付け,応用できる力を有している。
 ・論理的に思考し,集中してものごとに取り組むことができる
 ・専門教育で必要となる基礎的な語学力を有している
 ・自然科学を探究し,科学・技術の発展に貢献する意欲を有している
(引用ここまで)***

そして、個別には、入学者に求める能力と適性として、理学院を除いて、

***(引用ここから)
 「理数系科目を中心とする確実な基礎学力を持つ人」
 「数学や理科に関する十分な基礎学力を有する人」
 「工学を学ぶために、理数系科目を中心とする確実な基礎学力を身につけた人」
 「自然科学の幅広い分野について基礎学力を有し、柔軟な発想ができる人」
 「自然科学の基本的な概念や考え方を身につけ、応用できる力を有している人」
(引用ここまで)***
(***内は平成29年度東京工業大学募集要項より抜粋)

このように、数学理科を重視する姿勢を示しています。

実際に試験科目を見ても、例えばセンター試験の地歴公民では、現代社会が選択できるなど、理系にとってかなりのメリットになると思います(ただし、旧帝大などその次のレベルのところは現社では受験できない場合が多いことには注意)。

そして2次の配点は、数学300点、物理、化学、英語がそれぞれ150点です。
各教科・科目の採点基準・評価基準を見ても、明らかに数理(物化)重視です。
(言葉通り受け取るのは危険ですが、英語は「平易な英文を読解する能力」、「基本語」、「標準的な英語文法」「簡明な英文を書く能力」となっています。一方数物化は、全て「論理的(な)思考」を問うことが記されています。)

誰でも目指せるというものではないですが、難関高の次に位置するあたりの高校であっても、理系大学を志望する成績が上位の高校生であれば、現実的に目指しやすい大学だと思います。
そして、途中で志望変更しても2次の科目の勉強は無駄になりにくいと思います。

一方、反論もあろうと思いますが、東大合格を普通に成し遂げるには、特別な才能が必要と思います。私自身、同期生4割が東大に進む高校を卒業していますので、このことは実感しています。
本当に、「奴らにはこの頭では勝てない」なのです。これを中学時代に悟りました。

教育費を沢山使えないと東大に入れない、のような論調も目にしますが、具体例を知らないので、ここでは採り上げません。

個人的には、東大は難関高の生徒にお任せしておけばいいと思いますが、どうしても東大でなければいけないという志望まで否定するものではありませんし、やるなら頑張って欲しいと思います。

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東大と東工大の求める学生の違い・その1

高校にとって、東大合格者を輩出するというのは、特別な思いがあるのだと思います。
以前に東大に合格した卒業生がいる場合、高校には再び東大合格実績を上げたいという雰囲気が、何かしらあるのかなと思います。

それはそれで別に悪いことではないのですが、巻き込まれることもないかなと思います。
様々な意見があろうと思いますが、東大は他の大学とは違った能力や知識を要求しており、優秀とされていても誰もが志望して合格できるわけではないと思っています。

まずは、東大の募集要項を確認してみます。

***
入学後の教養教育に十分に対応できる資質として,文系・理系にとらわれず幅広く学習し,
国際的な広い視野と外国語によるコミュニケーション能力を備えていることを重視します。そのため,文科各類の受験者にも理系の基礎知識や能力を求め,理科各類の受験者にも文系の基礎知識や能力を求めるほか,いずれの科類の受験者についても,外国語の基礎的な能力を要求します。
(平成29年度東京大学募集要項より抜粋)
***

基礎知識というのは、東大で学んでいくための基礎知識のことで、高校生の最高レベルの知識に相当します。例えば、理系であれば、国語も最高レベルを要求するということです。

例えば、受験界のカリスマである和田秀樹先生は、その著書にあるように、国語はほとんど点数が取れなくても他で得点して東大理Ⅲに入るというようなプランたてて、実際に合格していますが、それは先生のようなのような超々優秀な人だからなし得たことだと思います。

ほとんどの人は同じことはできないので、理系であっても東大を志望するのであれば、国語の2次対策は必要と思います。
これは物凄いハードルの高さです。そして、東大を志望して勉強したものの途中で志望変更となると、国語に費やした勉強は無駄になる部分が出てしまい、その分不利になってしまいます。
簡単に志望できる大学ではないと思います。

次回に続きます。

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埼玉大学の合格者が多い埼玉以外の公立高

埼玉大は、埼玉の地元ローカル色の強い大学というイメージが自分自身にはあったのですが、埼玉以外の高校出身者も少なくないようです。
全部を調べたわけではないですが、29年度入試で合格者が10名以上のところを探してみました。

仙台第三高校16名、山形南高校11名、福島高校10名、いずれも既卒者を含む数字です。また、29年度の数字はわかりませんが、26~28年度入試では、福島の安積黎明高校は連続2桁の合格者となっていました。

その他多いところは、既卒を含み、福島橘高校、安積高校(福島)、高崎高校が8名、青森高校7名、会津高校、長野高校が6名、八戸高校、山形西高校、磐城高校(福島)、前橋女子高校、宇都宮高校が5名となっており、東北新幹線(山形新幹線を含む)、北陸新幹線沿線が多くなっています。

東北新幹線関連では、他に、盛岡第一高校、一関第一高校、山形東高校、仙台第一高校が4名の合格者を出していることを確認できました。
一方、北陸・上越新幹線関連では、高田高校(新潟)、屋代高校(長野)が4名、新潟南高校、長岡高校、野沢北高校(長野)、上田高校(長野)、富山高校が3名といったところです。
近県では、東京は広いので全部は見れませんが、埼玉大に近い旧第4学区を見ると、北園高校が11名、竹早高校、文京高校が6名、小石川中等学校が3名となっています。
千葉では武蔵野線繋がりでしょうか、東葛飾高校9名、船橋東高校7名、柏高校4名、船橋高校3名となっています。

埼玉とは秩父とトンネルでつながっている山梨県では、甲府西の3名が最多のようです。甲府では埼大よりは梨大のような気がします。
同様に、長野は信州大、新潟は新潟大の方を選択するケースが多いのかなと思います。

私自身は、甲信越や東北方面に縁が深いのですが、東北地方の出身者が埼玉大を志望するのは、何となく心情的に理解できます。新幹線で大宮まで2時間圏内には、かなりの地域が入ってきますし、東北線(今は東北新幹線)で首都圏に行くというのは、伝統的なものもあって、心理的な距離が近いような気もします(個々人は様々と思いますが、マクロ的な観点での話)。

新潟や長野より先の北陸になりますと、むしろ西日本の方が心理的な距離が近いのかなという気がしていますし、新潟大や金沢大を目指すということが多いのかなと思います。

西の方では、埼玉大は少ない気がします。
静岡高校では1名、金沢高校は1名でした。
神奈川は、縁の深かった地域もあるのですが、横浜川崎はほぼブラックボックスなのでよくわからないです。ざっと探した範囲では、平塚江南高校、鎌倉高校、小田原高校2名、柏陽高校、横須賀高校、希望ヶ丘高校1名なので、あまり多くないような気がします。

埼玉大は、主に東日本(南関東を除く)の高校出身者が志望する大学といえるのかもしれません。

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【高校受験】高校入学後を見据えた受験勉強が必要か否か

高校では、中学時代の高校受験の勉強は役立ちます。
しかし、受験勉強の成果は長続きしないと思った方が良いと思います。

高校1年の1学期には、高校受験勉強の蓄積により、成績が上位になることもあると思います。しかし成績に安心し、油断して怠けてしまうと、成績が落ちて行き、気が付くと挽回が難しい状況に陥る懸念もあるので、要注意です。

高校受験勉強の蓄積が長く通用しないのは、中学と高校とのレベル差にあると思います。高校で成績上位を維持するためには、いかに早く高校に慣れて勉強を始めるかにかかっていると思います。

ただ、大学受験を考えると、何も高校1年から上位にいる必要はありません。
大学受験では、高2、高3の勉強がより重要になってきます。高校1年では、とにかくついていくことが大事だと思います。

結論としては、高校受験では、無理に高校の準備を考慮する必要はないのかなと思います。
公立高受験のために、中学時代(高校受験を含む)は、科目を限定するのではなく、5教科全部を頑張るのが良いと思います。

公立高校入試のための受験勉強であれば、多くの場合、最終的にあまり勉強していない教科というのはないとは思うのですが、仮にそういった教科があると、高校でその教科の中に、良い成績を取りにくい科目がでてきてしまうかもしれません。

将来国公立大を考えているのであれば、5教科とも手を抜かない方が良いと思います。ただ文系理系の志望が確定しているのであれば、例えば理系なら社会が多少手薄でも大丈夫な場合もありますが、地歴が不得手になる可能性があり、そうなると旧帝大等を狙うには不利になってしまいます。

結局のところ高校受験は、大学受験とは違って、入ったあとのことを特に考慮する必要はなく、公立高校合格を考えれば5教科の対策をとることが普通であるので、それでよいということになると思います。

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【大学受験】入ったあとのことを考えて受験勉強をする

3連休中、暑くてあまり外に出なかったこともあり、ブログを書き溜めていました。
それらをUPしているため、連続的に更新しています。

さて、息子の入学した大学の学科では、基盤となる科目が数学であり、1、2年では相当勉強することになるようです。しかし、入学してから数学で苦労する学生が、少なくないようです。

息子は、数学に関して苦労するほどではないようですが、気は抜けないと思って勉強しているようです。
息子の入試での成績から推測しますと、2次の数学が合格者平均レベルでは、結構苦労しているのではないかと思います。

息子の大学は、センター重視型ですので、理工系であれ数学があまり得意でなくても合格できてしまいますが、それでは学科によっては入学してからかなり苦労することになると思います。

他の大学や学科においても、数学に限らず基盤となる科目のレベルが高くない場合にも気を付けたほうがいいと思います。仮に中堅国公立大のレベルであっても、自分が合格した後のことを考えると、基盤となる科目については、難関大の合格レベルにするぐらいの勉強をしておいても損はないと思います。

具体的な志望大学が決まらなくても、早くから志望する分野を固めておき、その分野の基盤となる科目の学習を早くから重点的に行うのは、入学後を見据えた良いことであると思います。

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【高校受験】埼玉の高校受験では「意外性」はあるのか

実質的には、既に明けていた感もありますが、関東甲信では19日に梅雨が明けたとみられるという気象庁からの発表がありました。
いずれにせよ、本格的な夏ということになりますが、中高では今週末から夏休みの学校が多いのかなと思います。
この土日は、進学フェアがありますね。
かなり並ぶとは思いますが、早めに行った方が良いと思います。今はわかりませんが、自分の経験では、日曜の午後には資料がなくなった高校が続出していました。

さて、高校受験ですが、埼玉では北辰テストの判定が志望に影響することは、今も変わっていないと思います。

北辰テストの場合は、今の判定はわからないのですが、息子の受験当時はA(90-70%)、B(60-40%)C(30-10%)、Dでしたので、その基準で言いますと、D(再検討)になってしまうと意外な結果、すなわち合格になることは、極めて少ない気がします(あくまで自分の見聞きした範囲で推測したもの)。
それでも、C判定の場合には、合格者が出ていることが、北辰テストの資料でわかります。

埼玉の高校受験では、浪人がほとんどおらず、また北辰テストが絶対的ともいえる受験者数を確保している(県内の8割以上の受験生が受ける)ということが大きいためか、あまり判定がブレない印象があります。

実際に、C判定が続くような場合は多くの場合志望変更するようだったので、信じざるを得ないということなのかなと思いますが、先に述べたようにC判定だった場合でも合格者が出ていますので、場合によっては挽回が可能ということだと思います。
ただ、判定を上げるということは、上げる前の状態の時よりも勉強していないと無理な話でもあります。

夏休みまで部活でほとんど勉強せずに2学期から受験勉強、といった受験勉強の開始が遅いケースは、挽回する可能性は高くなるとは思います。
息子も12月まではC判定が続いており、そこからの挽回ではありますが、高校受験勉強を本格的にやったといえるのは、中3の冬休み直前からでした。
かなりの勉強量と時間を重ねているのにC判定ですと、挽回するのは厳しいかもしれません。

最終的には、本人(と保護者)の判断ではありますし、様々なケースがあるのでC、D判定からのチャレンジを絶対に避けるべきというものではないですが、入学後についていけるかということも考えたほうが良いと思います。

個人的には、最後まで諦めずに志望を突き通すということは応援したいのですが、まだ自己判断も完全とは言えない中学生であることを考えますと、保護者が適切に可能な範囲におさまるように子どもを誘導していくことも大事ではないかなと思います。

一方、A、B判定の場合ですが、これも資料からは意外にも不合格といったケースがあることは事実のようです。
かなりの勉強を重ねての場合、おそらく私立の「確約」も得ており、冬休み以降にセーブしたいと考えるかもしれませんが、むしろそのまま全力で進むべきだと思います。
例えば、全力で勉強している時にA判定だとすれば、同じ条件で本番に臨む方が、やはりA判定の力を発揮できるような気がします。

力を抜いたからといって、A判定の実力が出ないとは限りませんが、気持ちがかなり影響することはあるなというのが、自分自身の経験や息子を見ていての見解になります。

*****

かつて中学受験をしていたころに、猛勉強をしてきたのだから本番前1週間は頭を休めたほうがよい(勉強はしなくてよい)という塾の指導がありました。
これは全く賛同できません。むしろ最後の最後まで知識を積み重ねるということが合格を掴むというのが、自分の経験からも言えます。

睡眠をとるという観点から、最低試験前1週間は、身体を休める(睡眠をきちんととる)ということは大事です。

しかし、頭は最後まで回転させた方が良いと思います。
それが、悪い意味での「意外性」を排除し、良い意味での「意外性」を生むという点では、高校受験も大学受験も一緒だと思います。

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【大学入試】現役と浪人の「意外性」の違い

私立の中高は、夏休みに入ったところもあるかなと思います。
私の中高生時代は私立でしたが、夏休みは7/15頃からだったと記憶しています。

さて、今回の記事でいう「意外性」とは、模試でE判定や良くてもC、D判定の場合に合格するということ、もしくは逆にA判定やB判定がよく出ているのに、不合格となることを指します。

大学受験では、現役生は、模試等での合否判定でE判定が出ても、合格してしまうことは、珍しくないと思います。しかし浪人生では、A判定が出ていても不合格になることがあるというのは、自らも経験していますが、これも残念ながら珍しくはないようです。

結局、最後の模試を受けてから本番までの「適切な」努力が、良い意味での「意外性」につながる一方、努力してもそれが「不適切」であったり、努力が足りないといったことにになれば、悪い方の「意外性」になるということだと思います。

現役生の場合は、最後の最後まで伸びることを信じて、模試の結果はその時の状況として謙虚に受け止めつつも、諦めずに努力し続けることで、合格して「意外性」を発揮できることも多いと思います。

一方、浪人生の場合では、現役時にかなり努力をしていて、それなりの点が取れていたような場合は、どうしても最後の詰めが甘くなりがちだと思います。自分との戦いになりますが、最後まで如何に気を抜かずに本番に臨めるかが、「意外性」により涙をのまずに済むことにつながると思います。

現役生は、最後まであきらめないこと、浪人生は、最後まで気を抜かないこと、が大事ということだと思います。

高校受験の場合は少し異なるように思っています。それについては、またの機会に述べようと思います。

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埼玉大学の合格者が多い埼玉の公立高

当ブログでは、埼玉の公立高校の国公立大合格に注目して、その合格数や合格率について、何度か取り上げてきています。
今回は、埼玉大学のみについて、合格者数の割合を見てみます。
ここで、なぜ合格者数ではなくて、合格者数の割合で見るかというと、1学年の人数の違いを平準化し、学科別の実績がわかるところを含めて、相対的な状況を把握するためです。

埼玉大については、公立及び私立の難関高では難関大学とはされていないようですが、それでも難関とされる公立高の合格者数が多くなっており、合格のためには難関大合格者に準じた学力が必要であることが推測されます。

それでは、埼玉の国公立大合格率が上位の公立高について、埼玉大合格者の現役のみ、現役+既卒の合格者数の割合のグラフを見てみます。
なお、ここでの合格者数の割合は、合格者数を卒業時の定員数で割って算出しています。

現役のみ
29埼玉現役

現役+浪人
29埼玉現浪
(注:合格者2桁ラインは理数科を除く)

最難関である大宮理数、浦和、浦和一女では、現役の合格者の割合は多くないですが、これはそもそも受験数が多くないということだと思います。
それでも大宮普通、川越、川越女子、市立浦和といった難関高の現役合格者の割合が結構高い(人数では2桁)ことがわかります。
そして、浪人も含めますと、浦和や浦和一女でも一定数が合格しています。

さらに、越谷北、所沢北、不動岡といった難関高のレベルに近い高校の合格者数の割合が高いといったことからも、合格のためには相応の学力を備えることが必要であることが言えそうです。

埼玉大は、中堅大と思って安易に考えると、難関高出身者でも合格できないこともありそうですし、一部の優秀な受験生は別として、なめてかかっては合格できない大学の1つと思った方が良いということだと思います。
また、一定のレベル以上の高校生にとって、安易に考えることなく努力をしつつも無理な受験勉強をせずに、多少余力を残して地元の大学で高度な勉強に臨んでいく、というのも1つの考え方だと思います。

一方、近年レベルが上がってきている和光国際も現役で2桁の合格者を出しており、中堅上位の高校でも努力次第で埼玉大に合格できることが示されていると思います。
いわゆる難関大以外には関心を示さない層も存在しますが、それは、個々の考え方の違いでしかなく、埼玉大学(に限らず個々の目標とする大学)を目指して努力するということもまた挑戦しがいのある素晴らしい志望であると思います。

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【大学受験】高3の夏休みにはセンターのみの科目もやっておく

高3の夏休みでも部活動に時間を使いたいケースはあると思います。それは自分自身が決めることですので、決めたら悔いのないように頑張ればよいと思いますが、ここでは部活を引退していて夏休みに勉強ができる前提で話を進めます。

今回は、中堅国公立大を志望する場合に、センターのみとなる科目も夏休みに勉強しておくことは無駄にならないという話です。

息子の勝因の1つは、センター試験のみの科目でそこそこ点数をとれたことだと思います。
本番直前期の短期集中的な学習が効果を上げたことは事実ですが、その学習の前提となる基本的な学力を、夏休みに醸成できたことが大きいと見ています。

国公立を志望する生徒が多い高校では、公立高でも夏休み中にセンター試験対策の講習(補習)を行うことが多いと思いますので、それを積極的に活用するのも良いと思いますし、自習でも、予備校を活用しても良いと思います。
受験予定の科目であって、学校での成績が今一つだった場合は、その復習でもいいと思います。

センターの理社は覚える量が多ければ得点が増やせる場合が多いと思いますが、あまり学校の成績が良くない科目や、2年までに履修した科目を選択するような場合には、夏休みに一通り学習しておくことで、直前の暗記が進み易くなるように思います。

よく直前1週間の勉強だけで90点とか、満点とかいう人がいます。確かにそれだけで取れる受験生もいるのかもしれません。しかし多くの場合は、学校の成績はずっと10段階で9~10だったとか、そうでなくても前提となるベースの知識や学力があったからと思って間違いはなく、気にする必要はありません。

私自身、現役時に共通一次試験で全体の平均にも達しないぐらいの惨敗でしたが、地学だけは、直前に薄い問題集を一冊2周程度(2週間程度)で、9割超でした。
これは、幼稚園のころから小学館の「地球の図鑑」「気象天文の図鑑」などをどこに何が書いてあるかを全て覚えてしまうくらいに何年にもわたって読み込んでいた、という前提があったからだと思います。

大多数の受験生にはセンター試験は甘くないです。一部の超優秀な受験生は別ですが、直前期のみの学習で高得点が取れるなどと思わない方が身のためです。

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【大学受験】高校2年の夏休みの活用

期末試験も終わり、夏休みも近づいてきました。
高2の夏休みの勉強は、かなり効果を上げるというのが、息子が高校生の時に私も実感したことです。

高2の夏休みとなれば部活も大きなウェイトを占める場合もあるでしょうし、秋に文化祭がある場合は、その準備もあると思います。
それらにも全力で取り組むのもまた大事なことだと思います。

それでも毎日1時間でもそれ以下でも、とにかく40日間でやると決めたことを1科目でもまとまった学習を継続することができれば、秋の模試で効果を実感できることになると思います。
仮に目に見えた結果が出なくても将来につながっていくと思います。

そうしたよい効果を弾みとして、次に様々な科目の勉強に取り組むことで、またそれが実績となる、という良い流れを掴みやすくなると思います。そして何らかの実績を上げた経験があれば、高3の夏休みになったときに頑張ろうという気持ちに持っていきやすいと思います。

高2の夏休みに「中だるみ」のようになって勉強がおろそかになっても、高3で挽回することはできると思います。しかし、高3になった直後の模試では成績が下がることが多いので、もし夏に何もせずに高2の秋以降に模試の成績が落ちてしまう場合は、成績が下がりるづけるという経験をする可能性が出てきます。そうなってしまうと、勉強するモチベーションを保つのが、難しくなってしまうかもしれません。

それぞれの高校生活をどのように過ごすか、どのくらいの勉強をするかは、個人が決めることです。高2の夏から入試までは時間が長いので、あまり欲張って勉強することもないのかなという気はします。
それでも、高2の夏休みを活用して、学習を継続させることができれば、多少なりとも楽な気持ちで高3の受験を乗り切りやすくなるかなと思います。

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【埼玉高校受験】平成29年度入学者選抜学力検査結果が公開

平成29年度埼玉県公立高校入試の学力検査結果等が公表されたようです。

入試情報(埼玉県立総合教育センター)

学校選択問題が導入された関係か、例年全体分析にあった5教科合計得点分布が掲載されなくなりました。
内容は、全体分析というよりも、各教科分析になってしまっています。

とりあえずお知らせまで。

週末によく読んでみますが、今年は例年行っていた全体合計の標準偏差を算出できませんし、分析の記事に関しては未定です。

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【高校受験】高校の授業時間数(必要単位数)も確認する

埼玉の公立高校で国公立大を目指すには、現役予備校や塾を必要とする話はよく耳にします。
確かに、予備校や塾を使うと国公立大に合格しやすくなる場合もありますが、必ずしも必須ではないと思います。

また、塾や予備校を併用する場合でも、高校の授業を捨てて合格できるものでもないと思いますし、高校の授業でしっかり学ぶことは、基本であると思います。

本人の意欲や能力によるところもありますが、国公立大に現役生が毎年概ね10%程度以上合格する高校(学科を含む。以下「国公立大合格上位校」という。)であれば、高校の授業を主体とし、補習(朝、放課後、夏休み等)を組み合わせることで、少なくともセンター試験7割台を確保することは難しくないと思います。

「国公立大合格上位校」は、年間取得単位を33単位、34単位超とする高校や学科もありますが、年間取得単位を34単位とするところが多く、土曜隔週授業を取り入れて授業時間を確保したり、土曜授業がない高校でも55分授業や65分授業により授業時間を確保しています(土曜隔週+65分授業の高校もある。)。

「国公立大合格上位校」の次に位置する高校や学科では、年間32単位とするところが多いようですが、34単位とするところもあり、国公立大への合格実績も相応に上げているところがあります。
そして、北辰偏差値に比べて国公立大の現役合格者数が多いと思われる高校では、34単位としていたり、単位数は32単位でも特進クラスを設けて授業重視の姿勢を示しているところがあります。

また、全てを確認したわけではないですが、入試レベルと比較して国公立大の合格実績が今一つと思われる高校では、授業時間数が少ないところがありました。

勉強は一定の時間が必要ですので、授業時間が多いことは受験に有利になると思います。
高校で国公立大へのチャレンジを考えているのであれば、高校受験において「国公立大合格上位校」を目指すのが得策ですが、その次の高校であっても、量の面で授業重視の高校を選ぶことで、国公立大への距離を縮めることができるかもしれません。

学校説明会やそこで入手する資料で、この授業時間(単位数)に関する高校の方針、補習への取り組みをよく確認することを薦めたいと思います。

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プロフィール

北六郷@埼玉

Author:北六郷@埼玉
(旧々名称)「彩の国埼玉・準難関高への道の記憶」
(旧名称)「彩の国埼玉で公立高校生の保護者をしています」
子は大学生になりました。

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2013/4/26~
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