学校選択問題でない学力検査問題(数学と英語)の難易度は適正だったのかを推測する

表題の件の推測については、学校選択問題を選択した高校(以下「選択高校」と呼びます。)の受検者が、学校選択問題でない学力検査問題を受けたらどのくらいとれるかを推測した平均点(以下、「推定平均点」と呼びます。)と、学校選択問題を選択しない高校(以下「一般高校」と呼びます。)の受検者の平均点と、を基に「推定平均点」を算出して、28年度の平均点と比較することで行おうと思います。
ここでは、出題の問題自体の質は、適性であるという前提です。

以下の計算式で「推定平均点」を算出します。
「一般高校」の受検者の平均点=A
「一般高校」受検者合計=B
「選択高校」の受検者の平均点=C
「選択高校」受検者合計=D
「推定平均点」=(A×B+C×D)÷(B+D)

まず数学ですが、仮に「選択高校」の受検生の平均が満点とすると、「推定平均点」は56.3になります。さすがにそれはあり得ないのですが、最高でもそこまでというのが、1つの目安になると思います。
学校選択問題の半分は普通の学力検査問題と共通ですので、「選択高校」の受検生が学校選択問題でない学力検査問題を受検しても、良くて平均70点程度ではないかと思います。
その場合全体の「推定平均点」は49.9となり、28年よりも若干難化したということになりそうですが、「選択高校」の受検生の平均が75点であれば50.9となりますし、概ね同じ難易度といっても良いのかもしれないと思います。

英語に関しては、学校選択問題の平均点が71.9と高いのですが、学校選択問題でない学力検査問題であった場合、「選択高校」の受検生の平均は80~90といったあたりになりそうです。
これを当てはめますと、80点であれば「推定平均点」は58.0、90点であれば60.1ということで、28年度の57.4よりは高い平均になりそうです。(なお、学校選択問題の平均点71.9点をそのまま使うと「推定平均点」は56.3となります。)
よって、学校選択問題でない学力検査問題の英語は28年度よりもやや易化したと言えそうですが、それでも6割程度ですので、易しすぎるものでもなかったと思います。

問題自体の質は適正であるという前提で、平均点のみで推測した場合、「一般高校」(学校選択問題を選択しなかった高校)で利用された、数学と英語の学力検査問題については、難易度は概ね適正な出題であったのかなと思いますが、数学は気持ち易化、そして英語は気持ち難化してもいいのかなというところでしょうか。
スポンサーサイト

テーマ : 高校受験
ジャンル : 学校・教育

【埼玉高校入試】平成29年公立高入試の平均点発表、学校選択問題の数学は?

表題の件、4/27に埼玉県公式webで発表されていました。

平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施状況について

個人的に気になっていた学校選択問題の数学は、43.2点でした。

以前の記事に書いた予測値よりも低い結果となっていました。
また、自分の解いてみた感覚からは45~50点かなと見ていたので、それよりも少し悪い結果ということになります。

【埼玉高校受験】学校選択問題の数学の平均点と理数科スライドの予想

混乱して普段の力が出なかった受検生が多かったのでは、という話がありましたが、そういったことも影響したのでしょう。
問題自体の難易度よりも悪い結果になったということかもしれません。

以前にも書きましたが、難問を解くことに拘るよりも、解ける問題を確実にとる訓練をした方が、効果的ではないかと思います。
難問が解けるようになることはもちろん否定しませんが、一晩かかって解ければいいのではなく、素早く解けるようになる必要があります。

29年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校(埼玉)

表題の件ですが、既に3月24日付で文部科学省から発表されていますので、ご存知の方もいらっしゃると思います。

平成29年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について<文部科学省公式サイト>

応募校125校のうち77校が指定されたということです。
埼玉では、浦和一女、松山、熊谷、川越女子、不動岡の5校が指定校となりました。平成29年度から33年度までの5年間が指定期間となります。
既に以前に指定されて現在も指定校である、春日部(H27指定)、市立大宮北(H28指定)と合わせて、7校が指定校ということになります。
さらに、熊谷女子のHPによれば、同校本年度経過措置として指定されており、H30年度の指定を目指すそうです。また明確にはなっていませんが、熊谷西も同様に経過措置として指定されていると思われます。
熊女も熊西も、経過措置期間中に巻き返して、再指定を受けてほしいと願っています。

本年度指定された高校では、熊谷、川越女子、不動岡の3校は28年度は経過措置の高校として1年間努力をして再指定されたことになりますが、浦和一女と松山は、連続で指定されたことになります。

浦和一女と松山は平成24-28年度の指定校として、熊谷女子、熊谷西と共に指定されていましたので、4校のうち2校が指定されたことになります。
指定に際しての詳細の基準はわかりませんが、継続する場合は、それまでの取り組み姿勢や成果は当然問われると思います。

これについては、平成26年度に中間評価がなされたので調べたのですが、なぜか消えて(消されて?)います。
こんな時はインターネットアーカイブを使うのですが、ありました。

スーパーサイエンスハイスクール(平成24年度指定)の中間評価について<インターネットアーカイブより取得>

これによれば、松山は中間では大変良い評価で、それを持続させて成果をあげたのであろうと思います。そして浦和一女は中間では良い評価でなかったので、改善をして成果を上げたのであろうと思います。

スーパーサイエンスハイスクール指定校の7校が実績を重ね、優れた理系人材を開発するとともに、大学受験に関しても成果を上げることを期待しています。

テーマ : 高校生
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

北六郷@埼玉

Author:北六郷@埼玉
(旧々名称)「彩の国埼玉・準難関高への道の記憶」
(旧名称)「彩の国埼玉で公立高校生の保護者をしています」
子は大学生になりました。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
2013/4/26~
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR