受験勉強は最後の最後まで

指に無数の水泡のようなものができてしまい、かゆみがあります。最近洗い物が多いからなのかもしれません(兼業主夫なのです)。冬場はワセリンを塗ったりしてケアするのですが、夏は結構放置してしまうので、気が付くとかゆくなっていることがしばしばあります。

ところで、自分の経験では、どんなに受験勉強を重ねて来ていても、本番直前に頭脳を休ませるような状態が続いていると、実力通りの得点ができなかったことがあったと思います。

自分の中学受験時代は、本番前1~2週間は頭を休ませて簡単な計算練習などをやるように塾から指導されていました。当時最初受けた第一志望の私立中はもやもや感が残ったものの幸い合格できましたが、さらに2週間後の国立中の入試では、予想以上に解けなかった記憶が残っています。チャレンジ校といえばそれまでですが、頭が固くなっていたような気もします。
一応中学入試は成功事例であり、今でも私の母は当時のそうした指導が頭にこびりついているようで、孫すなわち私の息子にそうしたことをいうので、苦笑してしまうこともありました。

本番前1~2週間は、体調の維持には気を付けるべきで、当然睡眠時間を削ってまで猛勉強するというのは避けるべきであり、それはこれまでも何度か触れてきています。

しかし、前日まで頭を回転させている方が、本番でも頭が回転できるのではないかと思うようになっています。
体調に留意することは当然として、その範囲で最後の最後まで知識を積み上げ、得点力をUPさせるように努力する姿勢を維持することもまた大事だと思います。

当然個人差はありますので、これがベストというつもりはないですが、緊張感を持続させるためには、程度の差はあれ最後まで頭脳を回転させた方が良い気がします。

勉強を積み重ねてきても、最後に油断してしまうと、あとから上がってきた後発組の勢いに譲ってしまうこともあり得ると思います。

高校受験も大学受験も、本番までは約5か月~6か月というところですが、短いようでまだ時間があります。受験生も保護者の皆様も息切れしないように最後まで頑張って欲しいと思います。
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模試の成績を分析するアプローチの例

前回の続きのような話になります。

模試の判定は、前回述べたように、模試を受けた時点での学力、という前提の下では、それなりに信頼できるものと考えています。
あくまでもその時点での結果ですので、合格の可能性よりも、何が得意なのか、不得意なのかを考えるきっかけとして活用すればいいと思っています。

分析のアプローチの例ですが、特別なものではありません。
例えば、合否の判定が○○%という判定になったとして、どうしてその判定なのか→どの科目の何が良かったのか、悪かったのか→悪い科目はどの部分が得点できなかったのか→その部分が得点できなかったのはなぜか・・・、といったように、なぜそうだったのか、ということを繰り返して、真の原因を把握していきます。

詳細に分析しようとすると時間がかかってしまいますので、あまり深く考えずに客観的にわかる範囲で見るだけでも真の原因には近づけると思います。
なぜそうだったのか、という真の原因の追究の繰り返しの回数は少なくて済む場合もあります。

そして、真の原因(もしくはそれに近いもの)がわかれば、それに対応するというのが単純ですが適切な行動だと思います。

もし成績が悪かった時に真の原因を探りませんと、不安から闇雲に勉強時間を増やすといったことになりがちと思います。
しかし、それでは無駄になってしまう部分が大きくなってしまいかねないと思います。必要なことに必要な時間を投入するようにすべきと思います。

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国公立大合格の「壁」

埼玉において、高校受験時に北辰偏差値が60以上でないと国公立大合格は厳しい、といった北辰偏差値60の壁という言葉を見たことがあります。

北辰偏差値が60を境に急に合格できないということはないと思いますが、何年かにわたって埼玉の公立高校の国公立大合格実績を見てきたところでは、国公立大を目指すのであれば、北部を除いて北辰偏差値合格者平均が62以上の高校(学科)に入学することが望ましいのかな、とは思っています。

そういった高校では、例年国公立大の合格率が概ね10%以上になっていますし、国公立大を普通に目指せる雰囲気が伝統的に備わっているのかなという気がします。

合格者の北辰偏差値の平均が62以上の高校であれば、大多数は北辰偏差値60程度以上の生徒になると思いますので、個人の北辰偏差値60というのは、全体的にみますと国公立合格の1つの目安に見えるかもしれません。

ただ、個人成績ですと、北辰偏差値65以上で地域最難関校に行き、中堅私大に進学したケースも知っていますし、必北辰偏差値に比例して国公立大に入れるいう話ではなさそうです。

北辰偏差値が平均60程度以上であれば、国公立大を目指すべきベースとなる学力は備わっているとは思いますが、国公立大の合格は、過去の北辰偏差値ではなく、高校時代の努力で決まります。

そして、北辰偏差値が平均60に満たなくても、そこで明確にラインが引かれているわけではなく、それだけで国公立大を諦める必要はありません。何が得意か、不得手か、ということもきちんと把握したうえで、比較的でも得意な科目を生かせば、周りよりも勉強量は多くする必要があるかもしれませんが、チャンスはあると思います。

繰り返しになりますが、大学受験は、高校時代が勝負です。
そして国公立大は難関大だけではなく、様々な受験生がチャレンジできる大学が数多くあります。明確な壁はないと思います。

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最後に明暗をわけるのは、志望度の強さかもしれない

業務多忙のため、当面更新間隔が大きくなりそうです。。。

さて、私自身が大学受験で必ずしも思ったようにできなかったのは、志望度が高くないということがかなり大きかったのかなと思います。
卒業後にサラリーマンになるため、というようなことぐらいしかありませんでした。そもそも文系は学びたい分野ではなかったのです。

浪人し最終的に国公立の第一志望をあきらめて、他の国立大を受けました。共通一次は概ねボーダーライン以上(7割台の半ば)でしたし、2次模試も最終的にはA判定でしたが、不合格でした。

息子は現役ですが、私の受験生時代の共通一次に相当するセンター試験結果の判定は概ね同じ、また2次模試の判定は最終的にA判定ということで、私のケースとよく似ています。
しかし息子は合格しました。
開示された得点を見ても、合格平均を上回っており、圧勝とまでは言えないかもしれませんが、判定通りかそれ以上の結果を出していると思われます。

私の受けた当時の共通一次は社会2科目、理科2科目に対して、科目数は1つ減っていますが、数学はⅡ・Bが範囲になっていたりしますので、負担はそれほど変わらないと思います。
では、何が違っていたのでしょうか。

まず、本番直前の気合の入り方が全然違っていました。私は浪人でしたが、最後まで貪欲に頑張るという姿勢があまりなかったと記憶しています。
それに対して、息子は正月休みも返上し、親戚へのあいさつも合格後と決めて、短期間とはいえ、集中して勉強していました。

なぜそのように姿勢に違いが出たのかですが、これは志望度合いだと思います。
息子は、その大学で学びたいことが明確であり、かつ自分にもっとも適した大学、何としても入りたい大学、という思いも強かったと思います。

仮に不合格になっても、もう1年勉強してでも入りたいという強い志望でした。
浪人を考えるとさらに浪人を重ねてしまうこともあるのですが、息子の場合は早く大学で学びたいという強い意思もあったので、とにかく現役合格を目指していました。

ただ、模試の結果や直前に学習していたセンターパック(結局3社分やったようです)の出来具合を考えると、本人はセンターで7割というのは厳しいと思ったようです。
それでもなんとか7割を確保して、2次で逆転の可能性を残す、と考えていたようで、不得意な英語、社会、理科1科目に注力して1点でも多く点数を取ることで、可能性を高めようとしていたようです。

その勉強ぶりは、短期間ながら過去最高の集中という様子でしたが、それは志望度の高さというものが大きかったと思います。

結局その思いの差というものが、勉強量と質の差となり、入試本番での成績の差になったのだと思います。

国公立大学の受験校の決定は、センターの結果で決めるというケースも多く、とにかく国公立というのであれば、それも1つの考え方だと思います。
しかし、2次で満点でも合格が不可能といった絶対に無理な点でなければ、ぶれずに志望を突き通すといった息子のような考え方は、一見無謀かもしれませんが、最終的に実力を1段階上向かせる力にもなりうるのかな、という気がします。

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難問だけを練習しても効果が上がらないケースがある

自分の受験生時代には、入試で難問を解くためには、難問を多く解くことこそが必要であると信じ込んでいました。
これは中学受験時代からで、難問が解けなければさらに多くの難問を解くように、といった指導を受けていたと思います。
そして疑問を持たずに難問を解いていたように思います。

それは、全く間違っているわけではないと思いますが、あまり効果を上げないことも多かった様に思います。

難問に慣れていないからではなく、実は基本的に理解していなければならないものが欠けていたために難問が解けなかったケースが結構あったためです。
私が時々書いている表現を使いますと「穴」を埋めていなかったから、ということです。

難問を解くことで基本も学べる場合もありますが、ムラが生じやすいと思います。基本を理解するためには、難問を解くのではなく、基本問題や標準的な問題を多く解くほうが有効だと思います。
その上で難問を練習するなら悪くはないと思いますが、それが必要かどうか、またどのくらいやればよいかは受験校次第と思います。
同じ受験校でも、受験生個々人で違ってくると思います。

自分のそれほど多くはない指導経験や息子の実績からみても、まずは基本問題や標準問題をきちんと学習することが、難問を解くために有効になるように思います。

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