学校選択問題実施校と松山高校理数科の今後に注目

受験メディアなどは、ほとんどが理数科も普通科も学校の単位で括って1つで測ってしまいがちですが、以前にも書いたように、大学受験に関して普通科と理数科とは別の高校として考えたほうがいいと思っています。

その理数科の1つ、松山高校理数科ですが、近年国公立大の現役合格率の高さが光っています。そして、前回紹介の国公立大への進学者数の割合を見ると、国公立大学の進学率の上位にありながら、学校選択問題が課されないのは、ここのみです。

松山高校は、理数科や普通科特進の進学実績を勘案すれば、30年度入試の学校選択問題実施校の中に入っていても違和感がなさそうな気がします。
しかし、通常の学力検査問題を課すということは、例外的に問題の一部に応用的な内容を含む学力検査をする意義はないという判断だと思われ、松山高校のこの選択は支持できると思います。
北辰偏差値の合格者平均水準を勘案すれば、応用力に優れているか以前に、基礎力が充実しているかで選抜してよいと思うからです。

学校選択問題の実施校には、選抜を適正に行うのみならず、応用問題の受験対策をしてきた受験生を入学させたいという意図もあるのかもしれません。
それが、高校の雰囲気や大学入試に良い効果があるのかどうかは気になるところです。

そして、学校選択問題で入試を実施しない松山高校(理数科)の国公立大への進学(合格)実績はどのようになっていくのか、といったことにも注目していこうと思います。
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【主に高2向け】物理をあきらめないで、再び

昨年、以下のような記事を書きました。

理系を考えているなら、物理を早く捨てないことを勧める

高校物理は、普通科であれば高2で物理基礎、高3で物理、理数科は高2高3で理数物理として学ぶことが多いと思います。

高2では、1学期に力学を中心に学んできたところと思います。今の段階で、物理への興味がより深まったということであれば心配はいりません。このあとは読まなくてもいいと思います。

しかし、つまらないな、と感じているケースが少なくないのではないでしょうか。
中学まで理科好きで好成績をとってきた人でも、一転して興味を失いかけている人もいるかもしれません。

何とか踏みとどまるように、というのが以前に書いた記事の趣旨ですが、あきらめるな、耐えろ、だけでは、勉強の意欲がわきにくいと思います。

1つの方法として、自分の興味のあるものにあてはめてみる、ということがあると思います。
例えば、球技であれば、ボールの動きといったものです。列車や車両の走行などでも良いと思います。

動くものは全て物理法則に従っていますので、力学は身近なものでもあるといえるのですが、なかなか身近には感じにくいとは思います。
しかし、身近なものの動きにあてはめてみることで、少しでも興味がもてるように仕向けるということも有効ではないかと思います。

大学理系への進学を考えているのであれば、物理を捨てることは選択幅を大幅に狭めてしまいます。
成績が上がらない、興味が持てないからと早期に諦めてしまうのではなく、まずは成績を上げることに拘らずに、興味を持つように仕向けてみること、そして興味をもって学ぶことを続けていけば、成績は後からついてくると思います。

保護者もサポートできることはあると思います。
物理が得意の息子も、一貫して成績最上位ではなく、多少低迷したことがありました。そんな時は、息子と話をしました。私が直接解決できるものではないですが、多少息子自身の頭を整理する助けにはなったと思います。

保護者が高校の勉強の直接サポートをするのは、難しいことが多いと思いますが、話を聞くことはできます。話を聞くことで、子ども自身に成績上昇のきっかけを気づかせるように促すことは、(物理に限らずですが)やってみる価値はあると思います。

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大学合格状況ではなく進学状況こそ現実

埼玉の各高校では、大学の合格者数を公表しているところが多くなっています。
国公立大学の場合は、そのまま入学する場合が多いと思いますが、私立大の場合は合格者数と進学者数が大きく乖離していると思います。

浦和高校は現役浪人合計の進学者数、浦和一女はそれぞれの進学者数を公表しています。
大宮高校では、主要国公立大、早慶上理、MARCHの進学者数を公表していますが、理数科は現役浪人合計の進学者数を公表しています。
所沢北高校や松山高校(理数科、特進の人数も記載)では、現役の進学者数を公表していることを確認しています。

入学に相応の努力が必要な高校であっても、全員が国公立大や難関私立大に進学するものではないことが良くわかります。
そして、大学進学にあたってもそれ相応の努力をする必要があるということなのだと思います。高校入試は終点ではないということなのだと思います。

息子の中学までの同級生の動向が少しずつ入ってきていますが、地域の最上位の高校に進学した子たちは、大学入試では意外と苦戦しているようです。逆に難関公立校に合格できず私立高にいった子の中には、最難関といえる国立大学に現役合格した子がいました。

北辰偏差値の平均値と国公立大や難関私立大の合格率は高い相関があるとはいえ、あくまで平均値の話であり、個々の努力で打破もできるし、逆に沈むこともあるということを実感しています。

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理系を考えているなら、物理を早く捨てないことを勧める

今回は、来年以降大学受験生になる人(の保護者)向けの話です。

大学受験に関して、何か1つ後悔していることを挙げよ、言われれば、私は「早期に物理をあきらめたこと」になります。

現在の私は、私以外は全員理系大学出身という技術部門で仕事をしていますので、いまさら後悔もないのですが、強いて言えば、というものです。

現在の物理の履修は、高校2年生で物理基礎、3年で物理ということが多いようですので、早期に諦めざるをえないということはあまり考えなくてもいいかもしれないのですが、理学系や工学系を少しでも考えているのであれば、最後まで諦めずに頑張って欲しいと思います。

物理をあきらめますと、理系への道は一部に限定されてしまいます。
志望を変えるので他の科目に注力したいというのであれば、止めたりしませんが、理系に進むことが変わっていないのであれば、物理は最後まで履修することを私は勧めます。

適性ということはあるかもしれませんが、最低1年頑張ってみてから結論を出すでも遅くないと思います。文系に変わったとしても、うまくいけば物理基礎を得点源にできます。

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数学が得意だと現代文でも点が取れる?

現代文は、私の高校時代ですと現代国語もしくは現国という呼称でした。
最近は現文でしょうか。

この現代文ですが、数学が得意な人は現代文も得意という話が結構あるようですね。
ネットでもたくさんヒットします。

息子を見てきたところでは、ほとんど読書をしないのに、国語は昔から5段階評価で5が多かったですし、公立高校入試でも、センター試験でも結構いい点を取っています。公立高入試では、現代文の部分は、満点か満点に近かったような記憶があります。

息子は、数学が常に得意科目でしたので、数学が得意だと現代文が得意、ということに当てはまることになります。

私自身は、高3の時に、数学の勉強をやめてから、それまで比較的できていたZ会の国語が急に解けなくなった経験があります。特に現代国語が全然だめになってしましました。
数学の勉強で論理的思考力が鍛えられていたところ、数学の勉強をやめたために論理的思考能力が低下したということかもしれません。

その後浪人中に数学は得意科目として復活しますが、現国もそこそこ成績が戻ったと思います。

私と息子は、いわゆる暗記数学の学習はしていません。またどちらかといえば数学に関しては比較的少ない勉強時間で点数が取れるというタイプになります。
そういったタイプですと、数学と現代文の得点力には、正の相関性が強いということかもしれません。

息子の場合、論説文の場合は特に高得点の傾向があるので、数学力が現代文の得点力に影響しているのは、ほぼ間違いないのかなと思います。
ただ、高校の現代文の授業も結構役立っていたと思いますし、数多く受けた模試の国語(現代文)も役立っていたと思います。

数学と現代文の得点力のための基盤的な能力は、共通性がありそうだと思います。
ただし、現代文は数学力だけで点が取れるものではなく、得点力を鍛えるための練習は必要なのだろうと思います。
私はそこそこ、息子はそれ以上というのは、この練習の差ではないかと思います。

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